水稲作等における高収益低環境負荷技術の開発(春夏作開始)
成果の概要
1)クーロンデルタ稲研究所における「湛水稲わら分解2期作」圃場実証試験の収穫調査を行い、春夏作を開始した。狙いどおり、湛水分解中のメタン排出は低く抑えられた。
2)農家圃場における「湛水稲わら分解再生栽培」圃場実証試験の収穫調査を行い、春夏作を開始した。周辺農家の栽培する早生品種に対し、試験圃場で栽培する中生品種は穫期が遅かったが、その再生イネは再播種された農家圃場より生育ステージが進んでいる。
3)「湛水稲わら分解再生栽培」の2回刈り効果に関する試験を完了した。前回実施した技術要素評価試験において、最も効果が大きかった2回刈りは、効果の大きさの反面不安定であった。今回の試験により、その不安定要因が何によるかを特定した。
ベトナム