平成27年度主要普及成果「貯蔵中に糖濃度が上昇するオイルパーム伐採木の簡易選別法」のフォローアップ調査
報告書番号 | 出張年月 | 国名 | 関連プログラム | 公表年月日 |
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H31-0372 | 2019年12月 - 2019年12月 | マレーシア |
成果の概要
平成27年度主要普及成果「貯蔵中に糖濃度が上昇するオイルパーム伐採木の簡易選別法」及びオイルパーム伐採木(OPT)を用いたペレット製造システムの普及可能性を評価するため、企業及びマレーシアの関係機関への聞き取り調査を実施した。糖度が上昇するOPTの判定技術については、国際農研等の協力でOPTペレット製造実証設備を運用するIHI、マレーシア森林研究所などから、バイオガス・エタノールの生産向上・効率化、OPTの貯木と加工のタイミングの判断等に有効との評価を得た。ペレット需要の拡大を見込んだ日本の民間業者が、自社開発のペレット加工機を実証プラントに持ち込んで試験を実施するなど、OPT加工に対する強い期待が確認された。その他、プラント・ストックヤードへの材料の運搬、OPT製品の認証など、普及拡大に向けて解決すべき課題が明らかになった。
マレーシア