地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
ワガドゥグの育苗農家及びサリアの育苗農家を視察した。その結果、灌水量が過剰なことに加え、鉢の排水性の悪さが、育苗時における生育速度の制限要因の1つである可能性が強く疑われた。特にカリテ(シアバターノキ)では、根量及び蒸散量が非常に少なく、湿害の可能性が高い。そこでINERAサリア支所において、土壌改良資材により排水性や保水性を変化させた4処理区に、灌水頻度を変化させた3処理区を組み合わせて、マンゴー及びカリテの育苗試験を開始した。