小麦イニシアティブジャンボリー、研究委員会、研究理事会等への参加のため

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0117 2018年07月 - 2018年07月 ドイツ

成果の概要

7月1〜6日にかけて、ドイツ・ベルリンのJulius Kühn Institute (JKI)で行われた小麦イニシアティブの各種会合(EWGジャンボリー、研究委員会、機関調整委員会、研究理事会)に参加した。会合全体としては、15カ国50名の参加者があった。また、会議冒頭には、ドイツ連邦食糧・農業省副大臣の挨拶があった。EWGジャンボリーでは、WI事務局から、フランスからドイツへの事務局移行作業の結果や2018年以降の活動に関する報告がなされた後に、各EWGからの活動に関する報告が行われた。EWGジャンボリー二日目には、グループディスカッションが行われ、WIの活動に関する課題として、1)Agronomyに関する取り組み、2)Data標準化、3)コムギ特有の問題;phenotyping、genomics tools等、4)Reference collectionsの選定を抽出した。研究委員会には、今回から新メンバーとして中国とウルグアイが参加したほか、ロシアがオブザーバーとして出席した。また、研究理事会の理事選挙が行われ、6名が選出され、非改選の4名と合わせて、2019年は10名で研究理事会を構成することとなった。機関調整委員会では、予算面及びメンバー間あるいはWIと外部との連携強化について議論を行った。研究理事会では、EWGジャンボリーで抽出された4つの課題について、今後、どのように対処していくかについて議論するとともに、来年にかけての諸活動の方針を議論決定した。また、2019年に日本で開催されるG20 MACS会合について、コムギをキーワードとした日本とWIとの連携を確認した。

ドイツ

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