成果の概要

連鎖解析に用いる解析集団を作成するため、エリアンサス遺伝資源系統ThE03-007×ThE10-006の後代を用いて、SSRマーカーによる雑種系統のスクリーニングを開始した。さらに、RNA-seqデータをもとに設計したSSRプライマーについて、タイのエリアンサス遺伝資源を用いてスクリーニングを実施した。アガロースゲル電気泳導法による1次スクリーニングでは、672プライマーのうち、540（約80.4％）のプライマーで増幅産物が確認された。これら540プライマーのうち、402（約74.4％）は、フラグメント解析による2次スクリーニングで明瞭な波形が確認された。また、コンケン畑作物研究センターで開催された平成29年度成果報告会議に出席し、担当課題について、本年度成果や今後の計画等に関して発表を行った。