エリアンサスの遺伝解析に関する調査研究および研究打合せ

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H29-0357 2017年11月 - 2017年12月 タイ

成果の概要

Erianthus procerusにおける葉緑体ゲノムの塩基配列を明らかにするため、葉緑体DNA領域15断片について塩基配列を解析し、明瞭な解析結果を得た。また、連鎖解析に用いる解析集団を作成するため、4つの組合せから得られた後代を用いて、SSRマーカーによる雑種系統のスクリーニングを行った。その結果、雑種と判定された系統数が最も多かった組合せはThE03-007 ×ThE10-006であった。この組合せを連鎖解析集団作成のための親候補系統として用いた場合、解析に必要なF1個体数(>150個体)を確保するためには1,000−1,500個体のスクリーニングが必要であるものと考えられた。エリアンサスの遺伝子配列由来SSRマーカーのスクリーニングについては、選抜した672プライマーのうち、384の1次スクリーニングを実施し、約290の候補プライマーを選抜した。

タイ

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