成果の概要

ブルキナファソ・クドゥグ／サリア地区に位置する共同研究機関の苗畑において、ダム堆積土砂を利用した苗木用植栽基盤「保育ブロック」の改良を行った。現地では入手困難な化学糊（Polyvinyl Alcohol：PVA）、廃棄物となるプラスティックポットを使用せずに植栽基盤の形状を維持することが可能か、現地資材の混合割合を調整しつつ改良品を試作した。また、保育ブロックを使用し、3樹種約500本の苗木の生産を開始した。その他、平成29年7月に植栽した保育ブロック苗木の試験地において毎月の生長量計測を行い、今回までに8ヶ月分の生長量データへ更新した。