成果の概要

タイ長期連用試験圃場に関して、今後の共同研究体制を構築するため、関係するPD、PL及びコーディネーターと共に、タイ農業局土壌科学研究グループ、ロッブリー種子増殖センター（旧ロッブリー農業研究開発センター）、ナコンサワン畑作物研究センター及びコンケン畑作物研究センターを訪問し、長期連用試験圃場について情報収集を行うとともに、今後の研究協力について提案と意見交換を行った。既得のデータを整理して、炭素隔離と養分収支という観点から一緒に解析を試みるという我々からの提案が概ね受け入れられた。
SATREPSブルキナファソプロジェクトのキックオフミーティングに、課題2の参画メンバーとして参加した。ブルキナファソ産リン鉱石から製造した肥料の肥効を確認する圃場試験を実施する、Institut de l'Environnement et de Recherches Agricoles de Burkina Faso (INERA)のSaria支所（Koudougou郊外）、Farako-ba支所（Bobo-Diulousso郊外）、Kouare圃場（Fada N’ Gourouma郊外）を訪問し、使用する圃場の確認を行いカウンターパートと今後の実験計画等について打合せを行った。Saria支所周辺の水田を見学し、農家圃場で試験を行う際のサイトについて、事前の調査と検討を行った。