小麦イニシアティブサテライトミーティング等への参加のため
成果の概要
オーストリア、ウィーンの天然資源および応用生命科学大学において、小麦イニシアティブの小麦品質と安全性に関する専門家作業グループExpert Working Group on improving wheat quality for processing and health(品質EWG)の第2回会合を第13回国際小麦遺伝学シンポジウムのサテライト会議として開催した。参加者は15カ国の27名(9名の非メンバーを含む)および、ゲストとして他の3つのEWGのリーダー3名が参加した。このEWGの活動はまだ十分には出来ておらず、実質的に貢献できていないメンバーが多いことから、メンバーの条件について検討することとした。また、品質関連についてこのEWGが取り組むべき課題について議論し、国際的な共同研究を行うためのプラットフォームの整備として、分析手法や遺伝資源の共有化、他分野のEWGとの連携を進めていくこととした。次回の会合は、来年3月にメキシコで行われる第13回国際グルテン研究会に合わせて行うことが提案された。
オーストリア