ラオス在来淡水エビの成長及び成熟に関する飼育試験
成果の概要
前回出張(平成29年1~2月)の際に水生生物資源研究センターの屋外水槽内に収容したラオス在来淡水エビM. nipponense, M. sintangenseは、約1ヶ月にわたり高い生残率を維持できていることが確認された。平成29年度に実施を予定している飼育試験に向けて水質を良好に保つため、同水槽の吐水蛇口を更新し、飼育水槽への入水量を増加させた。また、水位を従来の半分にまで下げ、飼育水量を半減させた。このことにより、飼育水槽の換水率は従来の3倍以上に向上し、飼育水の水質をより良好に保つことができるようになった。
ラオス