地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
モロッコ国においてモロッコ国立サバクトビバッタ防除センターとフランスのCIRADから赴任してきている研究者と共同でサバクトビバッタの生態解明のための操作実験を実施した。大発生時における急激な個体群の増加に直接関係する繁殖形質に着目し、特に産卵能力に関するデータを重点的に収集した。得られた知見はサバクトビバッタの生態解明に重要な役割を果たし、野外における繁殖行動及び群生相化の理解を助けることが期待される。