地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
本研究プロジェクト初年度にあたり、共有地利用の実態の解明と改善方向を探るため、グループ討議とインタビュー調査を行った。グループ討議では、活発な意見が出て、共有地の利用に関する関係者が認識する問題点が明確となった。インタビュー調査では、共有地利用を効果的・効率的に実施されていない原因が関係者ごとに異なる認識を示していることが明らかにされた。共有地利用に関する提言をまとめるにあたり、関係者の認識の違いを前提にした内容である必要があることが示された。