コムギ栽培における耕起法に関する試験内容の検討・決定、小流域の気象観測準備、及び土壌侵食に関する調査、ならびに調査活動等に関する協議

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H28-0360 2016年12月 - 2016年12月 エチオピア

成果の概要

1 コムギ栽培試験計画の立案
作物(コムギ・野菜)栽培における保全農業技術の適用試験を行うため、アディザボイため池小流域、及びアディザボイため池の現況調査を行った。予備試験としてコムギの耕起試験計画を、また、集約的な野菜栽培の乾期の水源計画を立案した。ため池堆砂面積を算定し野菜栽培畑を利用できる農民数を試算した。
2 気象観測の準備
気象観測計画(設置場所、データ精度確認方法、及び維持管理方法)を立案し、今後の課題を明らかにした。
3 土壌侵食量の調査
アディザボイため池小流域上流の土壌侵食は、ため池内に進行している堆砂の主要な供給源となっている。小流域上流のコムギ畑流末で発生しているガリ侵食の横断測量を開始し、土壌侵食量を算定した。小流域の代表的な傾斜面を選定して、地形(傾斜)の縦断測量を行い、勾配を算定した。
4 関係機関との協議
メケレ大学と上記の研究課題(コムギ栽培試験、気象観測、土壌侵食調査)に関する打合せを行った。

エチオピア

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