ゲノムワイドアソシエーション法適用のためのフタバガキ次代検定林の選定

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H28-0291 2016年11月 - 2016年12月 インドネシア

成果の概要

インドネシアの主要な林業樹種であるフタバガキ科の樹種について、有用クローンの選抜に分子遺伝学的アプローチを組み合わせ、遺伝マーカーによる有用クローンの評価及び、その遺伝マーカーを用いた交配育種や次世代の選抜といった育種手法の適用可能性について調査を行った。CP機関であるガジャマダ大学およびSari Bumi Kusma社を訪問してクローン選抜試験研究の担当者との意見交換ならびに既存の育種素材の中から分子育種に活用可能な検定林を選定するための現地視察を行った。検討の結果、S. leprosulaおよびS. macrophyllaの検定林の利用可能性が認められ、熱帯有用樹育種のモデルケースを打ち立てる価値も高いと考えられた。

インドネシア

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