地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
ラオス国内での原木露地栽培技術を確立するため、きのこ栽培実験に要する環境が確保されるかについて調査した。きのこ栽培実験室では、食用きのこの菌株の分離・保存、並びに菌株からの種菌生産に必要な作業・培養環境を確認した。さらに、きのこ菌糸をまん延させる「仮伏せ」に適した樹種の選定やラオス森林科学研究センター(FSRC)内の試験地を視察した。また、試験に携わるFSRCの職員に対して原木きのこ栽培に関する講義やほだ木の組み方の実演、きのこからの菌体の切り出しの指導等を行った。