共同研究体制の構築および関係機関との協議と情報収集

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H28-0104 2016年06月 - 2016年07月 ミャンマー

成果の概要

本中長期計画から開始する実施課題では,気候変動によって激化する極端現象、特にサイクロンによる高潮がミャンマー中部エーヤーワディー管区沿岸デルタ地域の稲作に与える農業被害に関するさまざまな情報が必要になる。ミャンマーで共同研究を推進する上で,このような農業関連の情報を管轄する政府機関(具体的には農業畜産灌漑省,および傘下にあるイエジン農業大学)との共同研究体制を構築するため,協議と段取りの調整を行った。また具体的な共同研究機関として想定しているイエジン農業大学の関係者と研究実施の方針について議論した。さらにミャンマーにおける地理空間情報の管理的役割を担っている国連機関であるミャンマー情報管理ユニット(MIMU)のGIS管理官と面談して情報収集を行うとともに,かつてのサイクロン被害の調査実績をもつ現地のNGO教育機関であるミャンマー環境協会(MEI)の代表者と面談して調査候補地等の情報収集を行い共同研究の実施可能性について意見交換した。

ミャンマー

関連するページ