土壌カラム試験の準備、センサーの校正試験
成果の概要
シルダリア州ミルザボード地区の現地圃場には土壌深度30 cm近辺に硬盤層があるのが一般的であり、この硬盤層を破砕することで作土層の過剰な塩類を効率的に溶脱除去できる可能性がある。土壌カラムを用いて乾燥過程における土壌水分と土壌塩濃度の変化を観察するため、マリオット給水装置を製作し、試験準備を行った。高塩濃度領域の誘電式土壌水分センサー(Decagon社製)の校正試験を行い、Rhoadesらのモデルを用いて本センサーによる体積含水率、土壌の見かけの電気伝導度及び土壌溶液の電気伝導度の測定値から対象土壌の電気伝導度の推定式を求めた。
ウズベキスタン