水田養魚試験の標本処理・データ分析、ミズアブ餌活用試験の標本処理・データ分析、次期中期に向けた南部村落の調査、乾期におけるミズアブ飼育と採卵状況の確認と対策

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H27-0501 2016年02月 - 2016年03月 ラオス

成果の概要

同位体分析用の水田養魚試験標本(養魚2種)の胃(消化管)内容物を調査し、水田内での食性に関する解析を行った。また、次期中期計画における調査候補地であるサバナケット県ウトゥンポン郡クッケー村において、養魚試験のポテンシャル調査を行った。さらに、2015年9月に終了したミズアブ幼虫を餌料源として用いたキノボリウオの飼育試験結果を取りまとめた。
LARReCでは、乾季のミズアブ幼虫生産に関して共同研究者らと協議し、年間を通して現地で確保できる有効なトラップ内容物/幼虫餌の探索に努め、その候補であるサイレージや果皮などの最適な組合せについて調査を継続することとした。また、ナームアン村では、トラップの維持は問題なくできており、また村で収穫可能なスイカの皮などが利用されるなど、村民による自立的なトラップの維持が確認された。

ラオス

関連するページ