熱帯・島嶼研究拠点(熱研)は、第37回熱研市民公開講座を平成27年11月27日(金)に開催

平成27年11月9日

国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
熱帯・島嶼研究拠点(熱研)

ポイント

熱帯・島嶼研究拠点(熱研)は、第37回熱研市民公開講座「世界を養う保全農業 ~西アフリカでの取り組み~」を平成27年11月27日(金)に開催し、土壌を守りながら作物の生産性を維持する保全農業について市民のみなさまに紹介いたします。

概要

 国際農林水産業研究センター(JIRCAS)熱帯・島嶼研究拠点(熱研)は、第37回熱研市民公開講座「世界を養う保全農業 ~西アフリカでの取り組み~」を平成27年11月27日(金)に開催し、土壌を守りながら作物の生産性を維持する保全農業について市民のみなさまに紹介いたします。保全農業とは、できるだけ土を耕さないこと、一年中地表面を植物で被覆すること、さまざまな作目を組み合わせることの3つの要素を取り入れた栽培技術です。石垣島にある熱研における保全農業についての基礎研究、西アフリカにおけるその実証研究、南アジアへのその展開および2015年が国際土壌年となっている意義についても紹介いたします。

  ついては、第37回熱研市民公開講座にご参加いただき、紙面等でご紹介いただければ幸いです。

第37回熱研市民公開講座の開催について

  • (日時及び場所)
    • 日時:  平成27年11月27日(金) 19時00分~20時30分(18時30分 開場)
    • 場所:  石垣市健康福祉センター2階 視聴覚室 
    • 題目:  世界を養う保全農業 ~西アフリカでの取り組み~

問い合わせ先など

  • 研究推進責任者:
    • 熱帯・島嶼研究拠点(熱研) 所長  末永 一博 
      (住所) 石垣市字真栄里川良原1091-1
  • 広報担当者:

本資料は、八重山記者クラブに配付しています。

(第37回熱研市民公開講座の概要)  

 熱帯・島嶼研究拠点(熱研)では、世界の熱帯・亜熱帯等の開発途上地域において農業の持続性や農産物の安定生産等に寄与する研究を行っています。熱研の研究活動の一端を分かり易く市民のみなさまに紹介し、研究活動を理解していただくとともに研究情報が市民のみなさまの生活の一助になることを期待し、熱研市民公開講座を開催しています。

 2007年5月に初めて開催した熱研市民公開講座も、今回で第37回目となりました。今回の「世界を養う保全農業 ~西アフリカでの取り組み~」では、土壌を守りながら作物の生産性を維持する保全農業について市民のみなさまに紹介いたします。保全農業とは、できるだけ土を耕さないこと、一年中地表面を植物で被覆すること、さまざまな作目を組み合わせることの3つの要素を取り入れた栽培技術です。石垣島にある熱研における保全農業についての基礎研究、西アフリカにおけるその実証研究、南アジアへのその展開および2015年が国際土壌年となっている意義についても紹介いたします。

 講演題目、講演内容、講師などは下記のとおりです。

  • 講演題目: 世界を養う保全農業 ~西アフリカでの取り組み~
  • 講演内容:
    • 保全農業って?
    • 傾斜圃場を用いた研究(石垣)
    • 西アフリカでの保全農業の取り組み
    • 南アジアへの展開と国際土壌年によせて
  • 講  師:大前 英(熱帯・島嶼研究拠点 主任研究員、アフリカサバンナ農業プロジェクト)

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