課題一覧
土壌肥料
熱帯等の地域の土壌に関する問題点および関連した試験研究の実態を把握するためマレーシアについて現地調査を実施した。本調査の主な調査対象は、マレーシアにおける硫酸々性土壌、泥炭土壌などの特殊士壌である。マレーシア・ムダ灌漑地域における水稲二期作技術体系に関する研究
マレイシア政府は1961年から始まったマラヤ第2次5か年計画において、半島マレイシアのケダー·ペルリス両州にまたがる約10万haの水田単作地帯に、水源ダムの建設、灌排水施設、農道等の基盤整備を主体とした水稲二期作を導入するための開発プロジェクトを実施した。…畑作生産事情
フィリピンおよびインドネシアの畑作関係試験研究機関における在外研究の可能性について判断するため、相手機関の在外研究員の受入れの能否、研究課題、現地の研究および生活環境について調査した。
本調査は熱帯農業研究センターの在外研究員派遣計画の一環として、…畜産生産事情
熱帯農業研究センターでは、今後の東南アジアにおける畜産の発展に対処するため、わが国の畜産関係研究者を現地に派遣し、当事国の重要問題について、現地の研究者と共同研究を行なう計画を有している。本調査は、このような計画を実施するための基礎資料として、わが国よりの派遣研究者の担当すべき研究問題、…アブラヤシの害虫に関する研究
アブラヤシ Elacis guineensis Jack は1848年アフリカより東南アジアに導入された比較的新しい作物であり、東南アジアでは主としてインドネシヤで栽培されていた。その生産性は高いが、戦前は油の純化技術が低く、その市場は大きくなかった。
戦後精製技術が進歩し、…熱帯の畜産(肉牛)に関する研究
最近東南アジアの諸地域においては、農業の多様化の一環として、畜産がとみに重要性を加えつつあり、この分野の研究をいかに展開するかが当熱帯農業研究センターとしても重要な課題となってきた。
この意味で、当センターでは昭和48年6月畜産試験場の大西靖彦場長と同育種部山田行雄室長に、タイ、…タイにおける畑土壌の生産力に関する研究
This publication is the outcome of field observations and laboratory analyses of upland soils selected in 137 upland sites belonging to various…熱帯畑作開発
熱帯畑作農業研究推進の一環として、当熱帯農業研究センターでは、昭和49年度より「熱帯畑作の開発」に関するプロジェクト研究を開始し、従来とかく情報の不足しがちであった熱帯の畑作に関する技術上の問題点を摘出するとともに、特定の重要な課題については、…東南アジアにおける香辛料に関する研究
熱帯農業研究センターの研究部荒井克祐技官が、昭和49年2月から4月にかけて、インド、スリランカ、タイ、インドネシア、マレイシア各国における香辛料の栽培、加工および関連した研究の概況について調査を行った。同技官は、限られた調査機関中に各国の関係機関、工場、市場等を丹念に調査し、…イネノシントメタマバエの発生生態に関する研究
熱帯アジアにおける稲の重要害虫はウンカ·ヨコバイ類、タマバエ·メイガ類などである。これらの害虫が各国で著しい被害を与えているため、防除方法の確立が早急に要望されている。熱帯農業研究センターは、この重要性に着目し、熱帯アジア諸国の農業省との共同研究を着手して以来今日に至っている。
…ペルーおよびメキシコのばれいしょ・とうもろこしの有用遺伝子の単作、導入調査
報告書の著者は1975年3月7日から1977年7月6日まで、約2年4か月にわたり、熱帯農業研究センターよりコロンビア国の国際熱帯農業研究所 Centro Internacional de Agricultura Tropical (CIAT)に派遣され、キャッサバの育種に関する研究に従事した。…作物導入探索ならびに農業研究調査(導入探索)
熱帯農業研究センターは昭和46年以来、熱帯・亜熱帯の作物導入馴化に関する研究を実施しており、これまでにパイナップル、サトウキビ、牧草の導入を行ってきた。昭和50年度は南米の熱帯・亜熱帯の平地ならびに山岳地帯において栽培されまたは自生しているマメ科植物の収集を行った。対象国はコロンビア、ブラジル、…熱帯地方の産肉性能に関する研究
昭和51年6月から52年10月までの約1年半にわたり、熱帯農業研究センター第二部からスリランカ獣医学研究所に派遣され、同国の牛肉生産に関して調査研究を行なう機会が与えられた。スリランカにおける肉牛生産に関する研究プロジェクトは、昭和47年11月松川正技官(現農林水産省東北農試)…スリランカ・ドライゾーンにおける農業用水量、幹・支線水路の分水機構に関する研究
熱帯アジア各国においては、水稲二期作の導入とその安定化を中心とする農業開発に高いプライオリティーが置かれている。とくに乾期作では、灌漑水の安定した供給が前提となることから、国家的規模の農業水利開発が広く展開されているところである。スリランカにおいても、ドライゾーン(Dry Zone)…熱帯不良土壌地帯における畑作農業先行開発事例調査
ブラジル中央高原にはセラード(cerrado)と呼ばれる植生景観を示す広大な地域があって、長く農業利用の対象外におかれてきた。最近、連邦政府およびミナスジェライス州政府の指導の下に、日系人が主体となっているコチア産業組合中央会がセラード地域の一部において農業開発を始めたことが端緒となって、…ブラジルにおけるモロコシマダラメイガの生態
モロコシマダラメイガ(Lesser comnstalk borer、 Elasmopaipus lignosellus Zeller)はアメリカ大陸特有の畑土壌害虫で、干ばつ条件下で種々の作物に大被害を及ぼす。卵は地表直下に産付され、幼虫は地表直下で作物の茎内に食入して加害することが知られている…熱帯油糧資源
熱帯農産物資源の利用加工研究においては、タイ国農業局との協力のもとに、「熱帯油糧資源」(昭和54~57年)、「キャッサバ種子の油脂ならびに蛋白」に関する研究(昭和58~59年)をおこなった。熱帯において普遍的にみられるテリハボク樹種子の仁の油脂については、不飽和酸が67%を占めて不乾性油に属し、…作付方式と土壌肥沃度に関する調査(技術体系組立)
熱帯農業研究センターでは、研究第二部において、熱帯地域の開発途上諸国で実施される農林畜産業の開発事業に役立つ、現地に適合した総合的生産技術体系の組立に関する研究を行っている。
本資料は、この研究の一環として実施中の熱帯畑作技術体系組立研究の一部として行った「…熱帯における生産力向上のための有機物管理法に関する研究
1980年から1984年まで熱帯農業研究センターがタイの農業局との共同研究として実施した「熱帯における生産力向上のための有機物管理法に関する研究」のうち、報告書では土壌水分と侵食関係の研究結果を取りまとめた。
研究の進め方と内容の概要は次のとおりである。
①…アフリカにおける牛のピロプラズマ病の研究
家畜のビロプラズマ病はタイレリア及びバベシア原虫に起因する病気で、世界的な分布を持つ病気であるが、特に東アフリカ海岸熱(East Coast Fever:ECF)と呼ばれる牛のタイレリア病は、東アフリカ諸国において猛威をふるい、トリパノゾーマ病とともに、その防除対策が急がれている。また、…熱帯における地下作物の有効利用
熱帯農業研究センターでは、昭和55年度から5ヶ年計画で地下作物の有効利用に関するプロジェクト研究を開始した。
地下作物のうちで、タロ、ヤムは不良土壌あるいは無肥栽培に耐え、生育適温の幅も広く、澱粉作物として極めて優れた性質を有している。しかしながら、…マレイシアにおけるイネツングロ病抵抗性及び地域適応性の育種に関する研究
東南アジアの品種を中心にツングロ病抵抗性検索をおこない、123の抵抗性品種を見いだした。このうち25品種の抵抗性は媒介虫(タイワンツマグロヨコバイ)抵抗性に基づくものであった。またKuala Muda地区において現地試験を行い、…フイリピンにおけるアワノメイガの大量飼育法の改良及びトウモロコシの抵抗性検定
アワノメイガは東南アジア各国でトウモロコシの最も重要な害虫である。フィリピンでの被害は80%にも達している。そこでは効果的な防除技術として耐虫性品種の育成があり、耐虫性品種の選抜では、アワノメイガを人為的に接種し品種検定を行なうため、室内での供試虫の大量飼育が必要となる。本研究は昭和57年~…アフリカの農業の現状と農業研究の実態調査
アフリカの食糧危機を機に、 最近アフリカの農業開発への関心が高まっている。かかる国際情勢下において、 熱帯農業研究センターでは、アフリカ農業とくに乾燥・半乾燥地における畑作農業および牧畜の発展のための基礎的研究に着手しようとしているが、現状ではこれらの可能性に関する情報に乏しい。そこで今回、…南米畑作生産システム
この研究は、ブラジル畑作地帯を対象とし、主要研究課題として、①ブラジル熱帯乾·雨期地帯における畑土壌の生態要因の解析と管理法(57~60)➁熱帯乾雨期地帯における畑土壌の窒素肥沃度に関する研究(60~62)③熱帯乾・雨期地帯における畑作の作付体系に関する研究(60~63)、…シカクマメ“ウリズン”の特性解明
「ウリズン」は、我が国亜熱帯における夏野菜として好適な高温性作物として、1980年代に国際農林水産業研究センター(旧熱帯農業研究センター)が8か国から集めた44品種を供試し、選抜によって育成された品種である。沖縄県、鹿児島県、東京都小笠原で実施された圃場試験で、高温・長日条件下での開花・…熱帯における稲白葉枯病とその抵抗性育種
1982年から農水省と国際稲研究所(IRRI)の間で熱研を窓口として、稲白葉枯病抵抗性に関する共同研究が開始され、1984年から1989年の間は、日本政府の特別拠出金による日本・IRRI共同研究プロジェクト「灌漑水田の少資材型稲作技術の開発」の中で実施され、…熱帯における草地及び畜産システムの開発
南米リャノス土壌の理化学性は不良であり、既存の慣行不耕起草地造成法では牧草の幼根の貫入が困難であり、降雨強度が高いので種子、土壤改良資材及び肥料の流亡が生じ、全面耕起草地造成法では多量の土壌改良資材及び肥料の投入を必要とし、コストも高くなる。CIATでは帯状耕起による造成法を開発し、…オイルパーム粕等の飼料化
マレイシアのオイルバームは180万haもの栽培面積を有しているが、これは約25年毎に更新され、その際切り倒された廃材は全く利用されていない。1990年代後半にはこの老樹幹の乾物廃棄量は年間700万トンに達することが予想されている。オイルバームの幹は建材には不適であり、…熱帯乾・雨期地帯自然草地のマメ科牧草導入による改良
草地部門の研究は、1977年以降タイからコロンビアの国際熱帯農業研究センター(CIAT)に研究の拠点を移し、自然草地の植生とその管理及び混播草地の草種構成に及ぼす放牧管理の影響、シードコーテッドボールのマメ科牧草種子播種法の改善に関する研究を実施した(前野、林、三田村、小川、名田)。…熱帯地域における水稲直播栽培技術の確立
1970年代の後半にマレイシア・ムダ地区では、直播栽培が急速に普及し、1988年にはオフシーズン作で水稲作付面積の80%が直播栽培となった。これまでに熱帯農業研究センターがマレイシアで推進してきた水稲二期作技術体系は移植栽培を前提とするものであったため、…アフリカの乾燥・半乾燥地における草地の資源変動と保全技術の開発
アフリカの乾燥·半乾燥地帯の多くは極めて低牧養力の自然草地となっているが、これらの地帯はより乾燥地の砂漠に連なっており、容易に砂漠化する危険を常にはらんでいる。砂漠化の原因としては超長期的には気候変動が影響するが、短期的には過度の作付け、過度の放牧、過度のかんがいが砂漠拡大の3大要因とされている…北アフリカにおける農業及び農業研究の実態調査
熱帯農業研究センターには、乾燥地、半乾燥地の農業に関する研究情報の蓄積が、これまでに充分になされていたとは云いがたい。それらの地域で行われている農業研究の内容も日本、東南アジア等で培われたものとは大きく異なっている。熱帯農業研究センターでは、前年にアフリカ緊急調査「…熱帯反すう家畜のルーメン微生物相の解明
熱帯の発展途上国における家畜飼養にとって、粗剛な飼料の利用効率を高めることが重要な課題である。なかでも、反すう家畜においては、ルーメン微生物相が種々の意味で飼料の利用効率に影響するので、その改良に留意する必要がある。基盤技術研究部においては、以上のような要請に応えるため、…熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明
環境資源利用部が当センターに発足(昭和63年度)すると同時に、環境資源プロジェクトとして、「熱帯低湿地の植生と土壌特性の解明」が5年間の予定で開始された。世界の農用地拡大の可能性のある地域として、東南アジアの沿海に分布する泥炭湿地林及びマングローブ林堆積下にある低湿地がある。…中南米の自然条件と農業類型の関連に関する調査
南米中央部諸国の農業における技術的研究問題の諸資料による調査を行った.ブラジル中央高原のセラード、パラグアイ東南部の大規模機械化畑作地帯では、輸出用油糧だいず生産の重要性が過去20年の間に著しく高まり、国民経済を支える基幹的作物となっている.高温、短日、不安定な降雨、不良土壌(アルミニウム毒性等…オセアニア地域における家畜生産および畜産研究実態調査
一口にオセアニアと言っても、オーストラリアのような大陸に対して、広範な海洋に散在する大小の島々があり、赤道近くの熱帯島しょ群に対して、温和な気候のニュージーランドがあり、また、オーストラリア、ニュージーランドのような先進国に対して、太平洋戦争後に独立を果たし、今以て途上国に属する諸国があるように…東南アジアの地域別農業の特性解明調査
現在世界の人口は、年2%前後もの勢いで増加しており、このまま推移すると来世紀初頭には世界人口は63億人に達すると推定される。世界の陸地面積は限られており、現在でも一部の国ではわずかな圏内紛争でも飢餓状態に達するほど食糧供給の安定性は乏しく、今後この趨勢はさらに強まることが予想される。特にアフリカ…アフリカの畜産資源調査
熱帯農業研究センター調査情報部では、熱帯の畜産に関する情報の収集と分析を進めつつあるが、アフリカの畜産資源、特に家畜牛の性能に関する情報が極めてこしい。
今回の調査では、赤道を挟んだ比較的降雨量の多い地帯で、アフリカ大陸の約1/3を占めるツエツェベルト;…熱帯荒廃林地回復とアグロフォレストリー
熱带における森林の荒廃が甄著になり、地域経済や環境に与える影響が無視できなくなってきた背景を受けて、FAOなどの国際機関を中心に提唱され始めていた。農業を取り込んだ林業の仕組みを検討すべく、昭和60年から森林荒廃の実態や回復に係わる問題点を把握するために予備的な検討が始められた。…西アフリカにおける農林業の特性解明調査
熱研調査情報部では、昭和61年度より昭和63年度にわたり、アフリカに関する緊急調査を行い、第11回熱帯農業専門分野別研究会(1989.1.27.)において、熱帯アフリカの農業をテーマとして検討を行った(熱研集報 No.67、1990.12.)。
熱研の20周年記念行事(1990.6.…南太平洋島しょ諸国の農業特性の解明
太平洋の広大な海域に点在する大小の島々。紺碧の海洋に囲まれて、珊瑚の発達した部分が淡い色あいに変わり、その境界が白く波だっている。そうした上空からの眺めは、なかなか美しい。火山を起源とする緑豊かな島もあれば、隆起珊瑚礁からなる瘦せた島も多い。人の住まない小さな島も含めれば、…中近東の地域農業特性解明
熱帯農業研究の効果的な推進を検討するために平成3年度において“国別現状評価とTARC国際共同研究の視点”に関する検討を平成4年1月10日、1月20日、1月29日に行った。
平成2年度にはTARCが行う海外研究の展開に関する熱帯農業各地域を総括的に通覧した場合の各地域の農林業動向、…中国における果菜類等の耐病性優良系統の育成
熱帯農業研究センターと上海市農業科学院園芸研究所において「中国における果菜類等の耐病性優良系統の育成」(熱研プロジェクト「中国野菜」)が実施された。
熱研プロジェクト「中国野菜」において、森下昌三らは中国の亜熱帯地域の夏野菜の不足を解消するため、キュウリについて当該地域の耐暑性、…乾燥地における複数列の混交防風林帯による微気象改良と作物
乾燥地における砂漠化の進行を阻止するためには、乾燥した裸地から農地に急変する限界地域の微気象改良が重要である。ここでは、中国トルファン地域の夏季の高温・乾燥・強風条件下において、複数列の数樹種の混交防風林帯による耕地内の微気象改良・気象緩和効果を明らかにするとともに、作物の生育促進、…














































