スリランカ・ドライゾーンにおける農業用水量、幹・支線水路の分水機構に関する研究
熱帯アジア各国においては、水稲二期作の導入とその安定化を中心とする農業開発に高いプライオリティーが置かれている。とくに乾期作では、灌漑水の安定した供給が前提となることから、国家的規模の農業水利開発が広く展開されているところである。スリランカにおいても、ドライゾーン(Dry Zone)を中心に大規模な水田灌漑プロジェクトが計画され、かつ進行しつつある。
水田灌漑計画樹立に際し、用水量およびその消費機構を明らかにすることは最も重要な問題である。日本ではこの種の研究は早くから手がけられ、水田用水量の調査計画法についても中川昭一郎氏らにより既に確立されているが、スリランカ·ドライゾーンにおいてはこの種の調査研究は歴史が浅く、コロンボプラン専門家村上利男氏によって本格的に始められたのが最初である。その後、マハ・イルパラマ(Maha Illuppallama)農業試験場を中心にスリランカ人研究者によって受け継がれてきた14)が、データの不足している点は否めない。とくにスリランカ・ドライゾーンはタイ、マレーシアなどの低平地に広く分布する水田地帯とはかなり様相を異にしており、水田用水量に関するデータの整備がより一層強く要求されている。
この点を重視し、昭和47年10月から7年8カ月にわたり熱帯農業研究センターから、3名の長期在外研究員が派遣され、水田用水量に関する調査研究に当たった。
水田灌漑計画樹立に際し、用水量およびその消費機構を明らかにすることは最も重要な問題である。日本ではこの種の研究は早くから手がけられ、水田用水量の調査計画法についても中川昭一郎氏らにより既に確立されているが、スリランカ·ドライゾーンにおいてはこの種の調査研究は歴史が浅く、コロンボプラン専門家村上利男氏によって本格的に始められたのが最初である。その後、マハ・イルパラマ(Maha Illuppallama)農業試験場を中心にスリランカ人研究者によって受け継がれてきた14)が、データの不足している点は否めない。とくにスリランカ・ドライゾーンはタイ、マレーシアなどの低平地に広く分布する水田地帯とはかなり様相を異にしており、水田用水量に関するデータの整備がより一層強く要求されている。
この点を重視し、昭和47年10月から7年8カ月にわたり熱帯農業研究センターから、3名の長期在外研究員が派遣され、水田用水量に関する調査研究に当たった。
課題No.
p0013
事業実施:開始年
1977
事業実施:終了年
1980
対象国