フイリピンにおけるアワノメイガの大量飼育法の改良及びトウモロコシの抵抗性検定

アワノメイガは東南アジア各国でトウモロコシの最も重要な害虫である。フィリピンでの被害は80%にも達している。そこでは効果的な防除技術として耐虫性品種の育成があり、耐虫性品種の選抜では、アワノメイガを人為的に接種し品種検定を行なうため、室内での供試虫の大量飼育が必要となる。本研究は昭和57年~61年にかけてフィリビン大学で行なわれた。
IPB(フィリピン大学農学部植物育種研究所)ではアワノメイガの飼育にヨーロッパアワノメイガの方法を取り入れていたが、飼料のコスト、飼料培地のカビの発生·腐敗などで問題があった。そこで我が国で開発された斎藤の方法を導入し、IPBの方法と比較しながら飼料の組成や採卵方法などについて改良を試みた。
日本では、飼料にインゲンマメ種子を用いるが、 入手困難であったためダイズで検討した結果、蛹化率、幼虫期間、蛹重など差異はなかった。また、ソルビン酸とオーレオマイシン混合は飼料のカビの発生·腐敗を防止した。
課題No.
p0032
事業実施:開始年
1982
事業実施:終了年
1986
対象国