熱帯の畜産(肉牛)に関する研究

最近東南アジアの諸地域においては、農業の多様化の一環として、畜産がとみに重要性を加えつつあり、この分野の研究をいかに展開するかが当熱帯農業研究センターとしても重要な課題となってきた。
この意味で、当センターでは昭和48年6月畜産試験場の大西靖彦場長と同育種部山田行雄室長に、タイ、マレーシア、インドネシア、インドおよびスリランカの諸国をご調査願い、引続いて同年10月には東南アジア地域の各国から研究者を招待して、「畜産研究」に関する国際シンポジウムを開催した。
以上の過程を通して、同地域の畜産に関する情報をかなり集めることができ、また研究者相互の理解を深めることができたが、さらに一歩進めて具体的にこれらの諸国との共同研究の可能性を探る意味で、畜産試験場育種部の渡辺昭三室長および小宮山鉄朗主任研究官に、約3ヵ月にわたって各国をご調査願った。
両技官は、タイ、インド、スリランカ、インドネシアをそれぞれ2週間、シンガポールを短期間訪問したのち、マレーシアに1カ月半滞在して、短期間にもかかわらず、広く現地を踏査し、丹念に情報、資料を集めた。
課題No.
p0023
事業実施:開始年
1973
事業実施:終了年
1974