試験圃場の管理運営に要する試験及び調査
沖縄支所建設開始と同時に試験圃場整備計画が進められ、亜熱帯気候下、極めて厳しい環境下で作業が行われた。このため作業は徹底した機械化が図られ、作業技術や機械の改良や試作が行われた。一方、八重山地域のような湿潤亜熱帯気候下の土壌は、耕地化に伴い土壌有機物の消耗と表土の流亡が激しいので、圃場管理には輪作方式を取り入れて有機物の補給を図ったが、投入した有機物資材の多くは近年まで外部に依存し、牛糞、もみがら、バガス等の施用は61年まで続いた。沖縄支所圃場整備で特筆すべきことは耕地防風林の造成である。石垣島で精密な圃場試験を安定的に実施するには防風林は不可欠である。このため樹種の選定や配置については関係者の意見や当地域の実態や事例等を参考に専門家の指導のもとに行われた。しかし、近年、防風林に局部的あるいは散発的に立枯れ現象が発生し、その解明が森林総合研究所の協力で行われている。
課題No.
p0055
事業実施:開始年
1973
事業実施:終了年
1988
対象国