・水田の水管理評価に関する現地調査および不具合機器の復旧対応
・セミダイク・フルダイクの運用実態や洪水利用の状況の調査
成果の概要
現地に導入したRTKシステムは、発注した仕様とは異なる機器が納品されていたため、納入業者に交換を要請し、その後、正常に観測できることを確認した。今後、ドローンによる高精度な観測を通じて、水田内におけるイネの生育状況を詳細に把握することが期待される。
また、ベトナム国家宇宙センターおよびアンザン大学と、衛星リモートセンシングを活用した洪水・水田観測について意見交換を行った。特に、2027年度に打上げが予定されている高分解能SAR衛星LOTUSat-1について、水田、水路、堤防周辺の冠水状況や洪水の流入過程を詳細に把握するための活用可能性を検討した。
さらに、アンザン省では、洪水規模の拡大により、洪水を防いでいたフルダイク内にも一時的に洪水を受け入れるなど、水管理のあり方が変化しているとの情報を得た。今後は、洪水の発生・拡大過程を広域かつ継続的に把握するとともに、農地への洪水貯留や作期調整を含めた柔軟な洪水・水管理への活用を検討していく。
ベトナム
カンボジア