SATREPSマダガスカルプロジェクト課題4に関する現地調査
成果の概要
森林がその多面的機能を通じて、下流の流水域である水田に与える影響を理解するため、その上流部において、森林生態系の基礎調査を行った。アンカラファンツィカ国立公園内に設置された15 haの森林調査区内で3週間程度、2回目の毎木調査を行った。調査においては、約3ha, 1万本以上の木本植物の約5年間の成長量の定量とその種の同定、水分動態と密接に関連する葉の季節性を明らかにした。また、地下水位指標となるような植生の探索を目的に、水田近くの畦道から量水堰にかけてのフロラ調査も行い、発見した植物については可能な限り生殖器官を伴う植物標本を作製した。首都のアンタナナリボにおいては、連携機関であるアンタナナリボ大学のLRIにおいて、アンカラファン地下国立公園における森林火災の生態系への影響について講演を行い、意見交換を行った。
マダガスカル