1. 低地及び丘陵地の水管理における現状把握と研究ニーズ・動向調査
2. 丘陵地における土壌浸食試験の計画及び改良苗木培地の試験実施

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R07-0525 2026年03月 - 2026年03月 フィリピン

成果の概要

7研究ニーズ(安西)業務の一環として、出張者はLuzon島Laguna州Pila町において、日本国内の複数の大学が共同推進する通称「速見村」調査による過去からの変遷について現地説明を受け、依頼出張者同行のもと、低地の農業利用に関する現状を視察した。続いて、同郡内の一流域を対象として、当課題の主題である山から水域に至る範囲を通じ、土地利用と水利用の変化について現地踏査を行った。さらに、山地の利用とアグロフォレストリー推進の結果を調べるため、過去当センター林業領域が実施したアグロフォレストリー研究の協力機関であった現地大学を訪問し、当時の担当者に面会した。最後に、水土保全に関し、農業省担当局を訪問し、Pila町近隣で見聞した状況を元に、Banahaw山からBay湖に至る洪水と低地水田地帯への影響について情報や政策上の考えを聴取した。また、Rizal州Tanay町に所在する農業省地方センターを訪問し、丘陵地における水配分及び土壌改良の課題について情報交換を行った。
その後出張者は熱帯島嶼環境保全1a業務のためNegros島に移動し、合流した運営費交付金による依頼出張者と共に、島中部に位置する地方大学を訪問した。訪問先では、当課題が国内で実施した土壌浸食計測を現地へ導入し、同大が計測を担当し、広域評価を国内共同研究機関が行う、技術普及に繋がる日比共同の試験地設定作業を行った。その後出張者は、運営費交付金担当業務のため同地に残留し、以前より継続中の改良培地技術「保育ブロック法」の実験状況を確認した。前回の滞在時に播種した、熱帯性カキノキやウラジロエノキをはじめとする在来種苗木の生長量計測を行い、共同研究者と共に評価のうえ改善点を明らかにした。
現地契約銀行において令和7年度海外研究資金の精算手続きを行い、全ての業務を終了した。

フィリピン

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