Wageningen大学におけるSWAP-ANIMOモデルのトレーニング
成果の概要
オランダWageningen大学が開発したSWAPおよびANIMOモデルのトレーニングを受講した。SWAPは土壌水分・地温を予測できるのに対し、ANIMOモデルは窒素・炭素・リンの動態を解析することができる。それぞれのモデルの校正方法や必要な実測データなど学ぶことができた。SWAPモデルに関してはwebで公開されている2022年リリース版ではなく、現在Wageningen大学内で使用されている最新版を利用できるようになった。これにより校正の自動化、複数計算の同時処理など行うことができるようになり、課題推進に大きく貢献するものと思われる。ANIMOモデルはソースコードを提供してもらえたため、モデルの理解を深めることができた。出張期間中、Wageningen大学内の様々な研究者と打ち合わせを行う機会に恵まれ、国際農研との協働可能性を探ることができた。
オランダ