B4熱帯水産養殖プロジェクトの最終年度に係るSEAFDEC/AQDとの打ち合わせ並びにアクラン州立大における情報収集および海藻類の調査
成果の概要
本出張では、B4熱帯水産養殖プロジェクトの最終年度にあたり、東南アジア漁業開発センター養殖部局(SEAFDEC/AQD)との打ち合わせを通じて、課題の進捗確認および次期中長期プロジェクトに向けた研究課題の設定に関する意見交換を行った。各研究テーマに対する関心や協力体制が確認され、現地の研究資源やニーズも共有された。また、アクラン州立大学を中心とした情報収集と連携強化を目的に、マングローブ養殖池の現地視察や、シンポジウム・ワークショップ等に参加し、地域の生態系保全や持続的水産養殖に関する最新の取り組みや課題を把握した。これらの活動を通じて、今後の共同研究に向けた実務的な基盤が構築された。SEAFDEC/AQDでは意見交換に加え、現在実施中のプロジェクト課題に関する業務(保苗中の海藻の成長状況について確認等)を実施した。
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