地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
越境性害虫プロジェクトでは,ウンカ類に対する天敵類の有効利用法を開発するため,天敵類の個体群動態を調査することとなっている.昨年度の出張において,天敵類などの個体群動態調査法を指導し確立した.その方法に従って,今年2月から冬春作において,天敵類の個体群動態に関する調査が開始された.本出張では,調査水田を訪問し個体群動態調査の進捗を確認するとともに,本調査によりカウンターパート研究員が採集したサンプルの分類・同定をベトナム国植物保護研究所において行った.