マレーシア森林研究所(FRIM)とのワークショップ開催と協議、検証データの収集
成果の概要
FRIM-JIRCAS運営会議を開催し、共同研究プロジェクトの実施課題の推進状況とこれまでに明らかになった内容について報告するとともに、「MoUの更新」スケジュールなどを確認した。また「環境適応型林業プロジェクト」で取り組んでいる植生動態モデル(SEIB-DGVM)の実用性を高めるため、ワークショップ「JIRCAS Hands-on Workshop for Simulation study of Forest Dynamics using SEIB-DGVM」を開催した。さらに成長予測モデルを適用するための実証試験地の1つであるチクス森林保護林では、次年度計画している調査区の現存状況を確認するとともに、調査済プロットで斜面簡易調査用貫入試験機による土層深の測定およびLAI(Leaf Area Index)や開空度を測定するための全天空写真を撮影した。パソ森林保護林では、温室効果ガス・土壌微生物相を測定している二次林と天然林プロットの測定環境を確認した。
マレーシア