成果の概要

国際農研はNUE（窒素利用効率）向上イネを開発した。これらの技術をアジアモンスーン地域で実装するために、インドネシアで実証研究を進めている。現地圃場において研究担当者らと試験が順調に進捗していることを確認し、調査方針などについて打ち合わせを行った。また、実証試験の現地圃場において、イネの栽培管理と生育が順調であることを確認した。
インドネシアで普及しているイネインド型品種を元に、農業特性を改良した育種素材系統群の育成を進めている。それらの系統について、上述の現地圃場において農業特性を評価するための栽培試験を進めている。現在進行中の２シーズン目の栽培試験が適切に管理されていることを確認し系統の調査を行った。また、現地研究者と収穫及び収穫物の調査について打ち合わせを行った。