BNI強化コムギ及びソルガムに関する調整、打合せ、及びブラキリア牧草後作におけるBNIの効果の活用に関する調整、打合せ
成果の概要
令和5年11月6~8日にアメリカ テキサス州カレッジステーションのテキサスA&M大学を訪問し、BNI(生物的硝化抑制)強化作物(ソルガム、コムギ、トウモロコシ)の共同研究について意見交換を行うとともに、アメリカ農務省農業研究サービス(USDA-ARS)作物生産保護プログラムリーダー及びテキサスA&M大学カウンターパートとのオンライン会議を実施し、BNI強化コムギの開発状況や、今後のUSDA-ARSのBNI研究の開始の方向性などについて議論した。
11月10~14日にはコロンビア バジェデルカウカ州 パルミラの国際熱帯農業研究センター(CIAT)を訪問し、Brachiaria牧草のBNI研究について意見交換を行った。2004年に開始したBrachiaria牧草の試験地において、土壌硝酸態窒素が低減していると共に、土壌炭素が増加し、BNIと炭素貯留に関する知見が得られていること、2016年に開始したBrachiaria牧草とトウモロコシの輪作体系に関する試験について、土壌試料採取のタイミングの補正が必要なことが判明した。
アメリカ
コロンビア