現地政府の水産関係者とのワークショップ開催、ならびに小型在来種の半粗放的養殖のコスト調査
成果の概要
現地政府の水産関係者他を招待し、小型在来淡水魚類・エビ類の増養殖技術に関するワークショップを開催した。その中で、増養殖技術の開発・普及を進める上での現状と課題について意見交換・議論を行い、連携を強化した。
ウボンラチャタニ大学構内の水田を模した屋外水槽を用いて、キノボリウオに昆虫餌料等を給餌する半粗放的養殖試験を実施しており、試験開始後の水槽環境の変化や魚類の成長について、確認・測定を行った。
タイ東北部におけるキノボリウオやテナガエビ類の養殖の収支計算を行うため、1.研究対象地の生鮮市場にて、淡水産魚類・エビ類の産地、流通経路及び価格を聞き取り、2.タイ東北部の研究所と漁家において、魚類の餌となる昆虫(ミズアブ)の生産方法や資材等について聞き取った。
タイ