SATREPSボリビア課題「高栄養価作物キヌアのレジリエンス強化生産技術の開発と普及」の課題3「持続的高生産を実現する栽培体系の開発」および4「普及ネットワークの構築」の現地圃場や農家などにおける研究活動の実施

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R04-0226 2023年03月 - 2023年03月 チリ, ボリビア

成果の概要

地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)ボリビアプロジェクトのボリビア側のカウンターパート機関であるサン・アンドレス大学(UMSA)とアンデス農業研究普及機関(PROINPA)の課題3「持続的高生産を実現する栽培体系の開発」の耕畜連携分野(3—4)、課題4普及ネットワークの構築を担当する研究者らとともに、進捗確認を行って、今後の打合せを行った。課題3耕畜連携分野では、40年ぶりの深刻な雨量不足の影響で放牧地の野草の生育が遅れており、これから迎える乾季のエサ不足の対応が必要なことを確認した。課題4では、3月17日にウユニ地区チタおよびチャカラにおいて、技術移転の一環として現地ワークショップ(Dia del Campo)を開催した。また、3月2日よりSNS(Whatsapp)を介したキヌアの技術情報共有のプラットファームを立ち上げ、運用を開始した。また、チリ共和国テムコ周辺の栽培地における調査を行い、キヌア栽培を担っているマプーチェ族の方々と情報交換し、ネットワークを構築した。

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