SATREPSボリビア課題「高栄養価作物キヌアのレジリエンス強化生産技術の開発と普及」の課題3「持続的高生産を実現する栽培体系の開発」および4「普及ネットワークの構築」における研究活動の実施

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R06-0029 2024年04月 - 2024年05月 ボリビア

成果の概要

プロジェクト中課題「耕畜連携技術の改善」では、キヌア副産物の飼料調製方法として、2024年3月に尿素処理をビアチャ試験場で実施した。その後の状況を確認したところ、問題無く順調に処理が進んでいることを確認した。2024年の野草の生育状況は良好なことから、尿素処理した飼料は乾季後半まで保存することとした。
中課題「普及システムによる農業技術の移転」に関して、プロジェクト後半のアンケート調査の時期と調査概要についてボリビア側の各課題代表と打ち合わせを行い、情報を共有した。また、このアンケート調査は、2024年10月から帯広畜産大学に留学を予定しているカウンターパート機関アンデス農業研究普及機関 (PROINPA)の学生の修士論文として実施することを確認した。また、アンデス農業研究普及機関 Chayapata事務所のメンバーと共に、チャヤパタにおいてキヌア仲介業者および生産者団体代表者、有機認証内部監査員らに対して価格動向等の聞き取り調査を実施し、流通形態や価格の決定方法について確認した。

ボリビア

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