平成29 年度主要普及成果「塩害軽減のための低コスト浅層暗渠排水技術マニュアル」の追跡調査
CSSRI 打合せ、灌漑資材の設置および試験開始

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R04-0119 2022年10月 - 2022年11月 ウズベキスタン, インド

成果の概要

研究対象地域であるウズベキスタンのシルダリア州を踏査するとともに関係者(フェルメル:国有地を長期貸借契約にて借り受けた企業体、フェルメル評議会(FC)、農業省、水資源省、水文土地改良技術事務所(HGME)、灌漑水問題研究所(RIIWP)、中央アジア国家間水調整コミッション科学情報センター(SIC-ICWC))に聞取調査を実施した。その結果、ウズベキスタン全州のフェルメルにマニュアルが配布され、セミナーが開催されていたことを確認した。また、カットドレーンの施工により綿花・小麦の収量が向上しているこが確認された。今後、幅広い普及を図るには、カットドレーン導入コストの削減およびオペレーターの養成が必要であると感じた。
共同研究機関であるインド中央塩類土壌研究所(CSSRI)と共に、ライシメーター(カルナール)および圃場試験(ヒサール)における処理区の設定状況を確認し、今後の活動計画を協議した。また、各試験区において気象データを取得するとともに小麦播種を完了した。

ウズベキスタン
インド

関連するページ