プロジェクトの最終取りまとめと終了時評価対応

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R04-0075 2022年08月 - 2022年09月 マダガスカル

成果の概要

プロジェクトの終了式典および最終ワークショップを開催した。終了式典では、マダガスカル農業畜産大臣から同国のコメ増産とそのための技術開発および人材育成に対する感謝状を受けた。また、同省事務次官から、プロジェクトで開発した新品種の種子とリン浸漬処理技術のマニュアルをそれぞれプロジェクト対象地域の種子生産農家と稲作農家に手渡された。ワークショップでは、日本側とマダガスカル側双方の若手研究者がプロジェクトで得た成果や今後の研究の展望について発表した。終了式典の様子は、農業畜産省の公式SNS・Webサイトの他、19件のテレビ、新聞、ラジオで報道された。合わせて、プロジェクトで得られた成果をさらに展開するために、国際協力機構(JICA)マダガスカル事務所、同技術協力プロジェクトである「食と栄養改善プロジェクト(PASAN)」および「中央高地コメ生産性向上プロジェクト(Papriz)」、民間肥料会社、農業畜産省県農業局、地方の肥料小売店、国立栄養局、在マダガスカル日本大使館などを訪問し、今後の協力方針について協議した。科学技術振興機構(JST)による現地評価視察は新型コロナウイルスの影響で実現しなかったが、マダガスカル側の参画機関にインタビュー調査を行うことで対応した。

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