成果の概要

マレーシア理科大学（USM）の担当研究者と研究進捗状況についての打合せ、現在進行中の栽培試験およびパーム幹（OPT）の糖、デンプンの分析について確認、協議した。クルアン実証試験地では、課題1「OPT高糖度化」試験について、OPTの収集時期や試料収集のスケジュールの調整を行った。地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム（SATREPS）プロジェクトにおいて実施している「サラワクモデル」のサラワク州の工場を視察し、意見交換を行うと共に、搾油工場およびパーム農園見学を通じサラワクモデルの理解を深めた。
USM、国際協力機構（JICA）マレーシア、在ペナン日本総領事館、在マレーシア日本大使館へ表敬訪問を行い、コロナ禍、数々のサポートに対する謝意を伝えた。またクルアン実証試験地では、管理者、作業員と面談し、これまでのリモート対応へ感謝と、現状の工場の運転状況の視察・確認を行った。「サラワクモデル」の実験地サラワク州ビンツルを訪問し、パーム農園・工場オーナーと意見交換を行った。