マダガスカルにおける家計調査のとりまとめ、農家の消費行動に関する予備調査
成果の概要
プロジェクトの家計調査のトレーニングを実施し、予定した調査準備を完了した。その後、実際に調査をモニタリングし、調査員と対象農家の関係が良好であることを確認した。市場調査では、肥料価格の高騰など、データのとりまとめ及び分析結果の解釈に有用な情報を得た。また、マダガスカル国立農村開発応用研究センター(FOFIFA)とこれまでの成果を共有した他、今後の連携についても前向きな意思を確認した。
所得変動と消費行動の関係についての研究の予備調査として、調査対象地域において質的調査を実施し、所得が変化した場合の消費行動の変化に関して農家の認識に関する基礎的な情報を得た。また、カウンターパートとなるFOFIFA職員との面会や、地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)プロジェクトの家計調査を実施してきた関係者との打ち合わせで本研究での継続的な調査協力を取り付けるなど、現地での研究基盤を整備することができた。
マダガスカル