成果の概要

ベトナムでは、カントー大学との間で、新型コロナウイルス感染症の影響で出張ができなかった期間におけるお互いの情報を交換し、プロジェクトの目指すべき方向性等について再確認するとともに、必要な事務手続きを行った。また、6月17日（金）にカントー大学と共催で、前期の成果の共有と今期の研究計画・経過の紹介を目的として、オンラインを併用したワークショップを開催した。さらにアンジャン省における試験サイトを確認した。カンボジアでは、王立農業大学とプロジェクトの進め方等について意見交換を行うとともに共同研究に係る覚書（MOU）・Work Planの内容について打合せを行った。日本国大使館、JICA事務所等の関係機関を訪問し、プロジェクトの紹介と現地情報の提供依頼を行った。また、プロジェクトの対象地域であるプルサット州を訪問し、関係者との打合せ、気象・環境データを観測するための機器の設置、農家のインタビュー等を行った。さらに王立農業大学、カンボジア工科大学等と地球規模課題対応国際科学技術協力（SATREPS）の応募に向けた打合せを実施した。