1. 灌漑水田裏作へ導入可能なトマト・アマランサス遺伝資源の選定及び栄養が強化された野菜育種素材の開発 2. 世界蔬菜センターにおけるアマランサス遺伝資源の表現型及び栄養性の評価

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
R03-0001 2021年06月 - 2021年11月 台湾

成果の概要

(1) アフリカ稲作システム:世界蔬菜センター (WorldVeg) において、灌漑水田裏作へ導入可能なトマト品種作出のための交配を実施した。アマランサス遺伝資源の表現型及び栄養性の評価のため、植物体の栽培を実施した。アマランサス遺伝資源の多様性解析の論文及びトマトの熱ストレス耐性付与における遺伝的及び分子的メカニズムに関する総説の執筆及びその内容について議論をWorldVegの研究者と行い、論文を執筆・投稿した。さらに、次年度の研究に関して協議し、関係研究者の同意を得た。
(2) 国際共同研究強化B:ゲノム編集技術等の新しい育種技術を適用するためにアマランサス遺伝資源の組織培養系の確立を試みたが、再分化効率が低く、培養系の確立には至らなかった。その結果を踏まえ、今後の研究に関して関係研究者と協議した。

台湾

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