技術普及調査及びSATREPS中間評価ワークショップ参加

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H31-0370 2019年11月 - 2019年12月 マダガスカル

成果の概要

JICAの技術協力プロジェクト(PAPRIZ)を対象に、農民トレーナーの普及活動が良好に進んでいる9か所の灌漑区でグループディスカッションを実施した。意欲があり農家からも信任のあるトレーナー候補を選定するためには、行政と村をつなぐコミューンレベルの地方行政官が地元の水利組合と協力して、住民集会を重ねて候補者を絞り込み、最後は本人に納得して引き受けてもらう地道な取り組みが重要であった。農民トレーナーの研修は、PAPRIZの延長とみなされ参加者負担はないのが通常であるが、研修を有料化してトレーナーに日当を支払っている例があった。技術普及の自立性を高めるためには、農民トレーナーの育成と受益者負担による技術に対するオーナーシップの醸成が重要である。また、SATREPSプロジェクト中間評価ワークショップに参加し、課題4の「技術普及」と「動機づけの心理調査」について、これまでに得られた成果を報告した。

マダガスカル

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