地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
媒介虫の生態に基づく健全種茎生産圃場への病原体侵入リスク抑制を基盤技術としたサトウキビ白葉病の防除技術が、如何なる経営経済的効果をもたらすのかを試算的に検討するために、製糖工場の担当者及び生産者6名から面接調査を実施した。その結果、製糖工場からは健全種茎生産に関わる費用、6戸の農家からはサトウキビ作における作業別費用のデータを入手することができ、経営評価のための準備が整った。