成果の概要

東南アジア連絡拠点に関連する業務として、タイ農業局土壌科学研究グループ、同畑、再生可能作物研究所、カセサート大学食品研究所、王室森林局、科学技術連絡会、キングモンクット工科大学ラカバン校、JICAタイ事務所、タイ科学技術研究所等を訪問し情報を収集した。8月16日から25日に開催された科学技術博覧会で国際農研の研究成果を展示した。
高バイオマス資源作物プロによる出張では、コンケン畑作物研究センターで設計検討会を開催し、今年度の研究計画を検討した。多用途型サトウキビ系統の多用途利用法を開発するために行っている飼料用サトウキビ収量評価試験の1回目収穫調査を行い、乾物収量が15 t/ha程度の有望系統を見出した。フィルターケーキ施用試験、エリアンサス評価圃場試験、現地適応性検定試験等の生育状況と病害虫発生状況を確認した。