エチオピア国キルテアウラエロ郡における現地プロジェクト検討会及びステークホルダー会議への参加

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H31-0036 2019年05月 - 2019年06月 エチオピア

成果の概要

研究成果の紹介と成果の社会実装に向けて意見交換を行うため、6月1日の現地検討会及び6月2日のステークホルダー会議に出席し、これまでの成果を基にし、「Suggestion of new land use management for better forest conservation, better feed resource and improvement of local farmers’ subsistence -from case study of Adi Zaboy watershed, Tigray Province, Ethiopia-」と題して報告を行った。提案の要点は、1)世帯当たり家畜頭数を1〜2頭増加すれば、燃料をより家畜糞に依存できることになり、薪の使用量の軽減化によって森林保全に寄与できる、2)通年禁牧保護地(deni)の低土壌流出危険性地を雨期後に一時的に放牧に解放すれば、森林を保全しながら、新たなる飼料資源供給に資することができるとする提案である。これらの提案に多くの意見が寄せられ、今後の検討材料を得ることができた。

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