地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
SATRPESプロジェクト課題2「養分の吸収利用に優れた育種素材の開発」の下で、イネの穂数や一穂籾数に異なる特性をもつ品種群と圃場の養分環境、特にリン欠乏程度との相互作用を明らかにするための研究課題について、2年目の栽培試験を進めるためマダガスカルに出張した。一部、雹の被害のため収穫できなかった試験区もあったが、試験設定した6地点の農家圃場における収穫作業を概ね終了させ、上記研究課題を達成する上で重要な収量データを蓄積した。