雨季の観測データの回収、機材の撤去、土壌の採取・分析及び輸入、カウンターパートの国際学会発表内容の確認

報告書番号 出張年月 国名 関連プログラム 公表年月日
H30-0288 2018年11月 - 2018年11月 ラオス

成果の概要

サバナケット県クッケー村において観測している気象、貯水池水位、表面流出、田面水深などのデータを回収し、一次分析を行った。各貯水池では降雨が減少した8月以降に水量の減少が見られ、2017年に比べて貯留水が維持される期間も短くなった。収量調査区では全てのサンプルの収穫を終えたほか、土壌物理性分析用の土壌試料を採取した。収量及び田面水・土壌肥沃度などのデータ解析の結果、圃場間の収量差と8月末から9月上旬の田面水深の間に相関が確認された。2018年11月に奈良で開催される国際水田・水環境工学会でのラオス国立農林業研究所・稲研究センターのカウンターパートの発表内容を確認するとともに、現地側への発表内容の報告を行った。

ラオス

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