現地圃場試験における収量調査の実施、現地研究環境の整備、ならびに試験圃場の土壌試料採取
成果の概要
6月出張時に準備したリン鉱石直接施用における適正施用時期を検証するための農家圃場試験について、収穫時期を迎えたことから、収量調査を実施するとともに、各圃場の土壌試料を採取した。結果からは、リン鉱石直接施用は、播種の2週間前に実施すると収量が高くなる傾向が示された。また、リン鉱石を加工した各種肥料の施用効果について、現地土壌を用いて検証するためのポット試験を準備した。2018年2月に収量調査を実施する予定である。さらに、現地C/Pとの連絡体制強化のため、現地事務所のインターネット環境の強化に取り組み、十分ではないものの一部改善された。
ブルキナファソ