地球と食料の未来のために
Japan International Research Center for Agricultural Sciences
斜面位置による土壌理化学性の微小的な変異を明らかにするため、ラオス北部山地のルアンパバーン県ルアンパバーン郡およびシエングン郡の石灰岩‐堆積岩互層山地の中標高域2か所において異なる斜面位置における土壌断面調査を実施した。土壌の形態的特徴からこれらの地域では既存の土壌図で示されるよりも広い範囲でカンビソル等の粘土集積を特徴としない土壌が分布している可能性が高いことを明らかにするとともに、チーク適地を判定するための分析用試料を採取した。